エステサロンの脱毛は、契約期間が1か月以上のものならばクーリングオフ可能ですが、医療脱毛など医療行為の美容医療はクーリングオフの対象外となっています。ご契約の際には気を付けてください。

そのため、契約をしてしまうと、途中で気が変わっても、クーリングオフをすることはできません。

しかし事情が変わって、どうしても解約したい場合というのもあるでしょう。そのような時は、クリニックにその旨を伝えて、お話し合いをすることになります。親切なクリニックであれば、施術回数などに応じて、返金をしてもらえる可能性はあります。

ただし、全てのクリニックが親切とは限りません。一般的には、返金に応じてくれないクリニックが多いとお考えください。

もしも、中途で解約したくなるかもしれないと思う場合は、クーリングオフの可能なエステサロンを利用された方が良いかもしれません。

医療脱毛がクーリングオフの対象になるかも

2016年5月現在までは以上のような状況ですが、これが今年か来年には変わるかもしれません。

2015年12月24日に、内閣府消費者委員会の専門調査会が、医師が行う脱毛などの美容医療について、特定商取引法に基づくクーリングオフの対象に追加するよう求める最終報告書をまとめ、首相に答申しました。

その理由として、強引な勧誘や解約などをめぐる消費者トラブルが後を絶たないことが挙げられています。

まもなく、消費者庁が政令で、医療脱毛などをクーリングオフの対象に追加することになるでしょう。

(参考)産経ニュース「美容医療の規制強化を答申 特商法見直しで消費者委」(2016.1.7)